精密機能検査及び長寿命化・省エネ対策計画設計
概要
■廃棄物処理施設の機能を保全するため、定期的に行う精密な検査のことです。
■「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」施行規則第5条第1項を根拠とします。
「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」施行規則第5条第1項(抜粋)
ごみ処理施設及びし尿処理施設の管理者はこれらの施設の機能保全するため、定期的にその機能状況、耐用の度合い等について精密な検査を行うようにしなければならない。
■上記の「定期的に」については、この精密機能検査報告書の記録保存期間が3年間との指導が行われているため、3年に1回の頻度で行うと一般的に解釈されています。
精密機能検査の流れ(※画像をクリックすると拡大します)■また、精密機能検査に併せて、施設の老朽化診断・省エネ診断も実施、毎年の補修設計、長期補修計画、省エネ改修計画の立案および交付金による長寿命化事業の申請・設計・施工監理を行ないます。
特長
1.プラントの機能状況の確認にあたっては、各種分析が必要となります。
計量証明事業所である弊社は自社で各種分析を行います。
2.廃棄物処理施設の特殊なプラント解析には経験が大きなウエイトを占めます。
弊社は30年に及ぶ廃棄物処理施設のプラント解析の経験があります。
3.施設の機能回復だけでなく、計画条件の変化をふまえた解析が必要になります。
近年の重要なポイントである省エネやごみ質の変化に対応した解析・提案を行います。
4.ごみ質等検査においては、ごみ質と排ガスの検査がポイントになります。
弊社は、ごみ質と排ガスの検査に対応できる数少ない事業者です。
5.有効性の高い精密機能検査とするため、あわせてアセットマネジメントを行います。
老朽化診断を行い、補修計画や延命化対策、設備投資計画等を提案します。
実績
- ■平成19年度
- 施設総合診断業務(茨城県笠間・水戸環境組合)
- ■平成20年度
- 山口市環境センター精密機能検査業務(山口県山口市)
- ■平成21年度
- 倉敷市水島環境センター精密機能検査業務(岡山県倉敷市)
- ■平成22年度
- 真庭市焼却施設及びリサイクリング施設精密機能検査業務(岡山県真庭市)
- ■平成22年度
- 宇美志免浄化センター精密機能検査業務(宇美町・志免町衛生施設組合)