PCB

概要

■平成22年1月25日に「絶縁油中の微量PCBに関す簡易測定法マニュアル（第1版）」が公表されたことを受け、平成22年7月1日より廃電気機器等の絶縁油中のPCB濃度の測定は、従来法（平成4年厚生省告示第192号）又は簡易測定法マニュアルに定める方法のいずれかによることとなりました。

■当社では、簡易測定法マニュアルに定める方法の機器分析法
・加熱多層シリカゲルカラム／アルミナカラム／トリプルステージ型ガスクロマトグラフ質量分析（GC/MS/MS）法
・PCBの一部の化合物濃度から全PCB濃度を計算する方法
で分析を行ないます。

■価格は検体数・納期により変動しますので、お電話またはメールにてお問い合わせください。

■試料として絶縁油を10ml採取します。

■弊社では技術者によるサンプリングも行っておりますが、よりスピーディな結果提供のために、お客様ご自身で試料採取を行って頂くためのサンプリングキットをご用意しております。採取手順等も詳しくご説明致しますので、どうぞご利用ください。

■密閉型コンデンサの採油にも対応しています。

■分析は、環境省の簡易測定法マニュアルに定める方法の『加熱多層シリカゲルカラム／アルミナカラム／トリプルステージ型ガスクロマトグラフ質量分析（GC/MS/MS）法』により行ないます。また、従来法のHRGC/HRMS（高分離能ガスクロマトグラフ/高分解能質量分析計）を用いた精密分析も可能です。

■納期は原則として速報が14日後、成績書は21日後です。(※検体数により変動することもございます。)

■絶縁油中のPCB濃度が0.5mg/kg以下のときはPCB廃棄物に該当しないと判断されます（環廃産発第040217005号）。

特別管理産業廃棄物としての判定基準	0.5mg/kg （0.5ppm）

区　分	環境省令で定める基準
廃酸・廃アルカリ	0.03mg/l以下
廃プラスチック・金属くず	廃プラスチック・金属くずにPCBが付着していない、又は封入されていないこと
陶磁器くず	陶磁器くずにPCBが付着していないこと
上記以外の廃棄物	0.003mg/l以下